抑えきれない言葉とか。
無数の箱のなかに、はたまた特別な球体のなかに、
忙しなく主張を続ける群衆と雑踏のなかに、
海のなかに山のなかに、
貼り付けた偽物の夜空のなかに、
遠い場所の誰かのなかに、
傍の小さな呼吸のなかに、
私という宇宙のなかに、
正しさはあるのか。
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そんなあなたを嫌うのは憧れていたから
そんなあなたを慕うのは殺されることが怖いから
そんなあなたを傷付けたいのはゆっくりと殺したいから
そんなあなたを憎んでいるのは仕返しの快感に震えているから
そんなあなたを愛するのはあなたの中に私がいるから
抉れ取られたその跡地には代わりになる花などないので
貴方の口付けは尤も、届かない場所の私を渇望し続けるだけ
毒を吐いても愛してしまうのだから
毒を呑み込む貴方でなければ
乾燥した肌、裸体は狂おしく波打っている
美しい
ただのそれしか知らない私は死んでも良い
美しい、だなんて
よくもまぁ在り来たりで詰まらないことを
空が近ければ宙に舞うものよ
地が近ければ身を揺らして堕ちて行くように
目覚めた時、
貴方は独りでいるのでしょう
それともこのダリアと一緒に、
純白のベールの中で散ってしまうのかしら
囚われるということは愚かで情けない
知っているのかしら