抑えきれない言葉とか。
愛を永く保つ方法について、それは広い意見で語られるが、
時に私は貴方を殺したくなり、また、愛を遠ざけたくなり、見捨てたくなる。
愛し合う秘訣についての話しは、
聞く振りをして受け流すのがいいだろう。
誤解しないで頂きたいのは、私は決して寂しい人間ではないということだ。
愛に怯えているわけではない。
愛、愛…。
それは与えるものでも受け取るものでも奪い合うものでもないのだろう。
何時の間にかこの掌の上で輝き、ふとした時には消えてしまっている。
末永く愛を育みたいのならば恐らく、
その光に目を当ててはならないのだ。
ただし、たまの暇には、こっそりと指を広げて、
その隙間から覗き観ておくといい。
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こんな思いをしていることも私が隠していては貴方にとっては無関係なのだから
どうか秘めやかな想いは探らずに
ただ突き進んでいてください
秋の枯れた酸素が喉の奥へと優しく押し迫るのです
樹木に備え付けられた冬のための仕度は心を脱がそうとしているようで苦手で
今、私が何処に行こうとも
貴方は追ってはこないから
赤煉瓦の綻びに身を潜め
季節の変わり目を臨むのです
雪中花を掘りだして、
私と君と単の美を
優しき追憶の果てに
たとえ互いを視ていた事実が見つからなくても
ここに二人で居たこと、
田園の幸福、
鏡の水面を覗き込む淋しがりの背中、
それが事実なら
毛頭望まない、何も