抑えきれない言葉とか。
花が美しいのは
醜い何かが音も立てず
その柔らかいコントラストの中で
震えているから
透き通ったエメラルドは
それを見抜いたの?
大切に水に漬けた花々は
切り花にされて喜んでいる
ひとつ、鉢のまま
黄色のダリア
一番ふらついた人間が
確かに根っこを張ってるなんてね
この奥を見て
そして吐き出して
あなたの全てを
私はのみこめる
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どうして女ってのは誰か特別がいなきゃって急くのか。
私に関わらないで欲しい、他に居場所があるのなら。
私は
居場所の無い人の為だけに存在する。
孤独の住人と傷を舐め合い、「愛」を罵る。
旅立つのならさっさと行け。
そうして残された月痕を、
ダリアはそっと抱きしめる。
「くだらない、くだらないね、あんたはおれだけの居場所」
愛されない人間と
愛に首を締められた人間は出会い、
白い空間で重なり合った。
「くだらないのは簡単にスキになったりキライになったり
一度恨んだ相手を許したり
優柔不断におれの人生引っ掻き回す周りの息さ。
狂ったフリにも飽きてしまった。
殺す素振りもネタが尽き。
囲まれてこそ孤独になれることを知っていれば
きっとこの部屋へは来なかった。
あんたは惨めで醜い、だけどおれよりはマシさ」
まだ私を利用する元気があるんだからね。
染み付いた匂いを懐かしいと思うくらいだ、捨てられるわけがないんだよ。
ましてや自分のことも解らない君さ。
「どうせ寂しくなったらまた来るんでしょ。
怒ってないよ。
それで愛されないって嘆いてるあんたが大きらいなだけさ」
みえる、
まるで手に取るように
人が動く
くだらないことほどシラフでいられる
なんて醜いんだろう、ヒトっていうのは
結局のところ寂しい時だけの付き合いでいいんだろう
断ち切れなかったことを後悔しなよ