抑えきれない言葉とか。
あなたの夢をみた。
嬉しかった。
もう悲しくない。
ただ嬉しかった。
私の知っているあなただった。
私のためだけの笑顔だった。
私にだけ聞こえる声で、
私の名前を呼んでいた。
今でも涙が出てしまう。
この町には住めない、ふたりの思い出が多すぎて。
ダリアが産まれて、こう言った。
「おれたちは代用品だ」って。
あなたが私の代わりをみつけたあの日、嘘をついた日、心が離れた日、夏だった。
進む先の多すぎる敵をみるたび、電話帳を開いてもう話せないことを思い知るの。
ここまで来るのは独りじゃなかった。
今は振り返るべき時じゃない。
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